FEIネーションズカップ・イギリス大会はフランスが優勝/ロンジン・ロイヤルインターナショナルホースショー2022

FEIネーションズカップ

[ロンジン・ロイヤルインターナショナルホースショー2022/CSIO5* Hickstead]

現地時間29日、ロンジン・ロイヤルインターナショナルホースショー2022(開催地:イギリス/ヒックステッド)2日目にFEIジャンピング・ネーションズカップ2022 ヨーロッパディビジョン1 イギリス大会(国別団体戦/160cm)が行われた。

今大会には、アイルランド・イギリス・スウェーデン・ドイツ・フランス・ブラジル・ベルギーの7チームが出場し、マーカス・アーニング(ドイツ)&ア・ラ・カルテNRW号など4人馬が出場したドイツ、ケビン・スタウト(フランス)&ヴィスコンティ・デュ・テルマン号など4人馬が出場したフランス、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&ハリッジVDL号など4人馬が出場したブラジルが第1・第2走行を総減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立。

迎えたジャンプ・オフでは、オリヴィエ・ロバート(フランス)&ヴィヴァルディ・デ・メノー号が41.95秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したフランスが見事に優勝。続いて、トビアス・メイヤー(ドイツ)&グレイテストボーイH号が42.89秒でクリアラウンドしたドイツが2位、フランシスコ・ホセ・メスキータ・ムサ(ブラジル)&アレア・マラソン号が減点4、44.38秒でフィニッシュしたブラジルが3位となった。

以下、総減点12の3チームがタイム合計差により、ベルギーが4位、アイルランドが5位、イギリスが6位に。そして、総減点36のスウェーデンが最下位という結果に終わっている。

PHOTO:© FEI

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。