フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)がFEIワールドカップ・リヤド大会Ⅲを制す/ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2

FEIワールドカップ

[ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2/CSI5*-W Riyadh]

現地時間17日、ジャンプ・サウジ2021 ウィーク2(開催地:サウジアラビア/リヤド)の3日目に行われたFEIワールドカップ2021-2022 中東リーグ 第3戦・リヤド大会Ⅲ(二回走行競技/155cm)にて、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が優勝。2位にペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号、3位にエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号が入った。

第1走行

22人馬が出場した第1走行では、世界ランク1位で2020東京五輪個人銀メダリスト、LGCT2021チャンピオンのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号、同ランク2位のダニエル・ドイサー(ドイツ)&ビンゴ・ステ・ハーメル号が順当にクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。

また、LGCT2011・2012チャンピオンのエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号なども減点0でフィニッシュし、トータル8人馬が第2走行へ駒を進めた。

なお、FEI世界馬術選手権2010個人銀メダリスト、2012ロンドン五輪団体銅メダリストのアブドゥル・アルシャーバトリー(サウジアラビア)は減点4、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&サクソ・デ・ラ・コウ号も減点4でのフィニッシュとなり、第2走行進出を逃している。

第2走行

迎えた第2走行では、5番目のエドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&フェロウ・キャッスルフィールド号が総減点(第1・第2走行のトータル減点。以下同)0、42.18秒(第2走行のタイム。以下同)でフィニッシュ。先に総減点4で走行を終えていたイゴール・シーブリック(ロシア)&コルネッツ・スピリット号をかわして、首位に立つ。

6番目のダニエル・ドイサー(ドイツ)&ビンゴ・ステ・ハーメル号は1落下があり、総減点4で敗退。しかし、7番目のペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&ハンソンWL号が総減点0、41.03秒でフィニッシュ。トップス・アレクサンダーのタイムを上回り、首位を躍り出る。

そして、いよいよ最終8番目のフィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号がアリーナへ。大きなプレッシャーがかかる中でスタートを切った人馬だったが、総減点0、39.91秒でフィニッシュ。見事にFEIワールドカップ2021-2022 中東リーグ 第3戦・リヤド大会Ⅲを制し、優勝賞金75,000ユーロ(約958万円)を手にした。

PHOTO:©Jump Saudi