ザゾ・ホフマン(アメリカ)がFEIワールドカップ・デルマー大会を制する/デルマー・インターナショナルホースショー2018

FEIワールドカップ

[デルマー・インターナショナルホースショー2018/CSI3*-W Delmar]

現地時間20日、デルマー・インターナショナルホースショー2018(開催地:アメリカ/カリフォルニア州デルマー)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019北米西部リーグ 第3戦・デルマー大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ザゾ・ホフマン(アメリカ)&サムソンⅡ号が優勝。2位にはエドゥアルド・メネゼス(ブラジル)&H5キントール号、3位にはジョージナ・ブルームバーグ(アメリカ)&チェモアー号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場34人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、22番のエドゥアルド・メネゼス(ブラジル)&H5キントール号。続いて、26番のザゾ・ホフマン(アメリカ)&サムソンⅡ号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、28番のジョージナ・ブルームバーグ(アメリカ)&チェモアー号、30番のニコル・シャヒニアン・シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号の2人馬がクリアラウンドし、トータル4人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、第1戦・ラングリー大会を制したウーマ・オニール(アメリカ)は減点8、第2戦・サクラメント大会を制したウィルヘイム・ジェン(ドイツ)は減点9でいずれもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切ったエドゥアルド・メネゼス(ブラジル)&H5キントール号が第1走行に続いてクリアラウンド。42.64秒の好タイムをマークし、後続の人馬にプレッシャーをかける。
しかし、続く2番目のザゾ・ホフマン(アメリカ)&サムソンⅡ号がそのタイムを約1秒縮める41.68秒でクリアラウンド。会心のパフォーマンスで首位に躍り出ると、スタンドのファンから大きな歓声がわき上がる。

そして、3番目のジョージナ・ブルームバーグ(アメリカ)&チェモアー号もクリアラウンドをきめるが、タイムは44.13秒とホフマンには届かず。最終4番目のニコル・シャヒニアン・シンプソン(アメリカ)&アクナ・マタタ号も一番時計を上回るハイペースでコースを駆け抜けたが、1落下があり減点4フィニッシュ。

以上の結果、ザゾ・ホフマン(アメリカ)&サムソンⅡ号が見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 デルマー大会を制し、優勝賞金33,000ドル(約371万円)を獲得。この勝利により、ホフマンは北米西部リーグ首位に浮上した。

PHOTO:©FEI