ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)がファイナルⅠを制す/FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2023

FEIワールドカップ

[FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2023/CSI-W Final]

現地時間5日、FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2023(開催地:アメリカ/ネブラスカ州オマハ)2日目に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナルⅠ(スピード&ハンディネス競技/160cm)にて、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号が優勝。2位にスコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号、3位にダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918 トバゴZ号が入った。

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出場40人馬のうち、最終40番目にスタートを切ったヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号がトップタイムを0.14秒更新する59.09秒でフィニッシュ。FEI世界馬術選手権大会2022で個人・団体二冠の偉業を達成した人馬が見事にファイナルⅠを制し、優勝賞金23,000ユーロ(約330万円)を獲得した。フォン・エッカーマンは総合ランキングでも41ポイントで首位に立ち、ワールドカップチャンピオン初戴冠に向けて、これ以上ないスタートを飾っている。

続いて、LGCT2013・2014チャンピオンのスコット・ブラッシュ(イギリス)&ハロー・ジェファーソン号が59.23秒で2位、FEIワールドカップ・ファイナル2014チャンピオンのダニエル・ドイサー(ドイツ)&スクーデリア1918 トバゴZ号が59.45秒で3位、ピウス・シュヴァイツァー(スイス)&バンクーバー・デ・ランロール号が59.55秒で4位、ウィルマ・ヘルストローム(スウェーデン)&チッチBJN号が60.26秒で5位に入った。

なお、世界ランク6位でLGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ(オランダ)は60.59秒で7位、世界ランク4位でFEIワールドカップ・ファイナル2017チャンピオンのマクレーン・ウォード(アメリカ)は61.69秒で11位、FEIヨーロッパ選手権2009個人金メダリストのケビン・スタウト(フランス)は62.26秒で14位、世界ランク3位でFEIワールドカップ・ファイナル2022チャンピオンのマーティン・フックス(スイス)は65.20秒で22位、世界ランク2位のジュリアン・エパイヤール(フランス)は66.83秒で26位スタートとなっている。

キング・エドワード号はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(13歳牡馬)。2020年よりヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)とコンビを組み、2021年に2020東京五輪で団体金メダルを獲得。グローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2021(CSI5*GCT Prague)ではLGCTスーパーグランプリを制した。2022年には、FEI世界馬術選手権大会2022で個人・団体二冠を達成。さらに、ジャンピング・ヴェローナ2022(CSI5*-W Verona)でFEIワールドカップ・ヴェローナ大会優勝、CHIジュネーヴ2022(CSI5*Geneva)でロレックスIJRCトップ10ファイナル優勝。2023年にロンジンCHIクラシックス・バーゼル2023(CSI5*-W Basel)でFEIワールドカップ・バーゼル大会優勝など、数々のビッグタイトルを獲得している。

PHOTO:©FEI

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。