GCLメキシコシティ大会はハンブルグ・ジャイアンツが優勝/GCL2022 第3戦・メキシコシティ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2022 第3戦・メキシコシティ大会/CSI5* GCL Mexico City]

現地時間29日および30日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2022 第3戦・メキシコシティ大会(開催地:メキシコ/メキシコシティ)が行われ、バート・ブレス(オランダ)&クリスクラスDV号、コム・ラウドW号、ユル・フライリンク(オランダ)&フィミチーノ・ヴァン・デ・カレヴァレイ号が出場したハンブルグ・ジャイアンツが総減点0、タイム合計161.00秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝を飾った。

続いて、マイケル・ペンダー(アイルランド)&HHSカライス号、ダニエル・ドイサー(ドイツ)&キラー・クイーンVDM号が出場したサントロペ・パイレーツが総減点0、タイム合計163.32秒で2位、ジョニー・パルス(オランダ)&チャーリー号、イェンス・バックマン(ドイツ)&ノマニー号などが出場したカンヌ・スターズが総減点4、163.25秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第3戦終了時点のGCL2022年間ランキングでは、ハンブルグ・ジャイアンツが68ポイントで首位、同じく68ポイントのベルリン・イーグルスが2位、マドリード・インモーションが61ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが54ポイントで4位、ストックホルム・ハーツが46ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するロンドン・ナイツは40ポイントで8位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。