小淵沢グランプリ2022~ジャパン・オープン2022年度 第4戦~(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2022年7月29日(金)~7月31日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[小淵沢グランプリ2022~ジャパン・オープン2022年度 第4戦~/日本馬術連盟公認2*競技会]

2021年7月29日(金)~7月31日(日)の3日間にわたり、小淵沢グランプリ2022~ジャパン・オープン2022年度 第4戦~(開催地:山梨県馬術競技場/山梨県北杜市)が開催され、最終日には各クラスの決勝競技が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

ジャパン・オープンでは、AⅡグレード(大障害B)、Bグレード(中障害A)、Cグレード(中障害B)、Dグレード(中障害C)、Eグレード(中障害D)という5つのグレードで競技が実施され、第1戦~第7戦までのグレード別年間ポイント上位馬匹、第1戦~第7戦までに4回以上参加した団体(頭数無制限)、主催者推薦を受けた馬匹がファイナル戦の出場権を獲得。また、年間トータルポイントランキング上位の人馬 、グレード別ランキン グ1位の馬匹には、賞金または賞品が授与される。

小淵沢グランプリ2022~ジャパン・オープン2022年度 第4戦~(日本馬術連盟公認2*競技会)開催案内/2022年7月29日(金)~7月31日(日)

Cグレード(中障害B)決勝

-優勝-
名倉賢人&カント号
(日本中央競馬会馬事公苑)

11人馬が出場したCグレード決勝(標準障害飛越競技238.2.2/130cm以下)では、6人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)に進出。迎えたジャンプ・オフでは、2人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の42.00秒をマークした名倉賢人&カント号(日本中央競馬会馬事公苑)が見事に優勝を飾った。

続いて、飯島啓介&ジプシーボーイ号(成田乗馬クラブ)が減点0、40.21秒で2位、大会初日のCグレード標準障害を勝った森本健史&リロイ号(犬山乗馬クラブ)が減点4、36.92秒で3位、芹澤永治&アレクセイ号(ステーブルクリアラウンド)が減点4、42.91秒で4位、失権に終わった松島更紗&キャッシュキャスパー号(成田乗馬クラブ)が5位となった。

カント号(日本中央競馬会馬事公苑)はドイツ産のホルシュタイナー種(14歳セン馬)。2017年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が公認競技初優勝。他には、全日本障害馬術大会2018 PartⅠの中障害飛越競技B決勝で5位に入っている。

Bグレード(中障害A)決勝

-優勝-
渡辺祐香&ベンガロ号
(つま恋乗馬倶楽部)

Bグレード決勝(標準障害飛越競技238.2.2/140cm以下)には3人馬がエントリーしていたが、そのうち2人馬が棄権。そのため、第1走行を減点4でフィニッシュした渡辺祐香&ベンガロ号(つま恋乗馬倶楽部)の優勝となった。

ベンガロ号(つま恋乗馬倶楽部)はドイツ産のウエストファーレン種(10歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、この勝利が公認競技初優勝。他には、まほろばサマーホースショー三木2022(3スター)の中障害飛越Bファイナルで5位に入っている。

AⅡグレード(大障害B)決勝

-優勝-
杉山慎一郎&ライジングサン号
(藤沢乗馬クラブ)

2人馬による一騎打ちとなったAⅡグレード決勝(標準障害飛越競技238.2.2/150cm以下)では、大会2日目のAⅡグレード標準障害を勝った杉山慎一郎&ライジングサン号(藤沢乗馬クラブ)が第1走行を減点4でフィニッシュし、見事に優勝。対する上野きり&クワコート号(つま恋乗馬倶楽部)は途中棄権に終わり、2位に敗れている。

ライジングサン号(藤沢乗馬クラブ)はドイツ産ハノーバー種(11歳セン馬)。2022年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、神奈川県民馬術大会兼国体予選会2022(1スター)の中障害Bクラスで1勝、ジャパン・オープン2022年度 第3戦(3スター)のBグレード標準障害で4位に入っている。

※写真はイメージです(山梨県馬術競技場での競技風景)