国民体育大会2019(いきいき茨城ゆめ国体)障害馬術競技1日目 競技結果/2019年9月29日(日)

国民体育大会

[国民体育大会2019 いきいき茨城ゆめ国体]

9月29日、国民体育大会2019 いきいき茨城ゆめ国体(開催地:茨城県那珂市/県立水戸農業高等学校特設馬術競技場)の馬術競技が開幕。障害馬術競技は成年男子トップスコア競技、ダービー競技、成年女子二段階障害飛越競技、少年スピード&ハンディネス(S&H)競技の4種目が実施され、来年の開催県である鹿児島県が2勝を上げる活躍を見せた。なお、各種目の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

成年女子二段階障害飛越競技

-優勝-
原田いずみ&ディナスティ号
(鹿児島県)

競技序盤。出場25人馬のうち、6番目にスタートを切った原田いずみ&ディナスティ号(鹿児島県)が25.71秒(※第2段階のタイム。以下同)でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0でフィニッシュしていた越野愛由美&メジャーブラウン号(埼玉県)、白川萌仁香&ウィコジャック号(北海道)らのタイムを4秒以上も上回る快走を披露し、首位に立つ。

続いて、7番の荒木梨花&サントリーニ号(京都府)、14番の波津久華奈&カイエン号(岡山県)、21番の柿平紗枝&セリーノ6号(長崎県)、22番の朴本真侑&ラスベガスS号(千葉県)などがクリアラウンドをきめたが、第2段階のタイムは朴本の27.19秒が最高で一番時計更新はならず。以上の結果、原田いずみ&ディナスティ号(鹿児島県)が見事に成年女子二段階障害飛越競技を制し、2位には朴本真侑&ラスベガスS号(千葉県)、3位には波津久華奈&カイエン号(岡山県)が入った。

成年男子トップスコア競技

-優勝-
鯨岡啓輔&クワイトライト号
(東京都)

競技序盤。出場25人馬のうち、8番の鯨岡啓輔&クワイトライト号がジョーカー障害から果敢にスタートを切ると、その後も一つの落下もなくゴールまで駆け抜け、1490点という高得点をマーク。小牧加矢太&ガルーファンデスケンメルスベルグ号(千葉県)、岩谷一裕&C’sジェリービーン号(奈良県)らの得点を100点以上も上回り、首位に躍り出る。

続いて、12番の増山誠倫&ジョニーブロント号(栃木県)、14番の増山大治郎&オーロラボレアリス号(茨城県)が好走を見せるが、いずれも1400点に届かない。さらに、15番の二井関 尭&クリアウェイ号(山形県)、23番の西崎純郎&エクスキャリバー号も積極的な走行を逆転を狙うが、二井関が1480点、西崎が1470点とわずかに及ばず。以上の結果、鯨岡啓輔&クワイトライト号(東京都)が見事に成年男子トップスコア競技を制覇。2位は二井関 尭&クリアウェイ号、3位は西崎純郎&エクスキャリバー号となった。