[大阪グランプリ2022 ファイナル大会／日本馬術連盟公認4*競技会]
2022年10月21日（金）～10月23日（日）の3日間にわたり、大阪グランプリ2022 ファイナル大会（開催地：杉谷馬事公苑／大阪府和泉市）が開催され、大会2日目にFEIワールドカップ 日本リーグ・大阪大会（CSI1*-W Osaka-Ⅱ／大障害クラス）と中障害飛越《B》チャンピオンシップ、最終日に大会メイン競技の大阪グランプリ（中障害Aクラス）と中障害飛越《C》《D》のチャンピオンシップが行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。
中障害飛越《B》チャンピオンシップ
－優勝－
鯨岡啓輔＆シーラヴェンデル号
（ペガサス乗馬クラブ）
31人馬が出場した中障害飛越《B》チャンピオンシップ（標準障害飛越競技 238.2.2／130cm以下）では、9人馬がジャンプ・オフ（優勝決定戦）へ。ジャンプ・オフの走行では、5人馬がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。そのうち、一番時計の34.98秒をマークした鯨岡啓輔＆シーラヴェンデル号（ペガサス乗馬クラブ）見事に優勝を飾り、賞金30万円を獲得した。
続いて、山口敬介＆クインティナ号（水口乗馬クラブ）が減点0、35.50秒で2位、有田鼓太郎＆ボネール8号（リトルホースクラブ）が減点0、37.01秒で3位、竹内日菜乃＆ルイ9号（ドリームファーム）が減点0、37.90秒で4位、杉江俊哉＆C’sファラー号（乗馬クラブクレイン東海）が減点0、37.94秒で5位に入った。
シーラヴェンデル号（ペガサス乗馬クラブ）はドイツ産のウォームブラッドクロス種（12歳牡馬）。2020年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、大阪グランプリ2021 スプリング大会（4スター）で中障害飛越《B》チャンピオンシップ優勝、ジャパン・オープン2021年度 第2戦（4スター）でBグレード S&H優勝、Bグレード標準優勝、2021フジホースショー・サマーグランプリ（3スター）でフジサマーグランプリMA優勝などの成績を残している。
FEIワールドカップ・大阪大会
－優勝－
佐藤賢希＆慈龍号
（明松寺馬事公苑）
8人馬が出場したFEIワールドカップ・大阪大会Ⅱ（標準障害飛越競技 238.2.2／150cm以下）では、佐藤賢希＆慈龍号（明松寺馬事公苑）が78.86秒で第1走行唯一のクリアラウンド。ジャンプ・オフが成立することなく優勝が決まり、賞金30万円を獲得。慈龍号（明松寺馬事公苑）はこれがワールドカップ初勝利となる。
続いて、荒木梨花＆アヤックス号（SILVANO STABLES）が減点4、79.20秒で2位、山口敬介＆アルヴィン号（水口乗馬クラブ）が減点8、75.31秒で3位、谷口真一＆カムアンドフィール号（水口乗馬クラブ）が減点8、79.59秒で4位、杉山慎一郎＆ライジングサン号（藤沢乗馬クラブ）が減点12、75.34秒で5位に入った。
慈龍号（明松寺馬事公苑）はオランダ産のKWPN種（15歳セン馬）。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本障害馬術大会2019 PartⅠで中障害飛越競技A決勝を制したほか、ひょうごインドアグランプリ2021（4スター）で中障害飛越Aファイナル ひょうごグランプリ優勝、大阪グランプリ2020 ファイナル大会（4スター）で大阪グランプリ優勝、ひょうごスプリングホースショー2022（3スター）で中障害飛越ファイナルA優勝、2022フジホースフェスティバル・ジャンピングコンペティション（3スター）でフジグランプリSB優勝などの成績を残している。
※写真はイメージです（杉谷馬事公苑での競技風景）