桜花ホースショー2021 ジャンピング馬術大会(日本馬術連盟公認2*競技会)競技結果/2021年4月30日(金)~5月2日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[桜花ホースショー2021 ジャンピング馬術大会/日本馬術連盟公認2*競技会]

2021年4月30日(金)~5月2日(日)の3日間にわたり、桜花ホースショー2021 ジャンピング馬術大会(開催地:福岡県馬術競技場/福岡県古賀市)が開催され、公認競技は中障害Bクラス1競技、中障害C・中障害Dクラスが各3競技ずつの全7競技が行われた。ここでは、大会最終日の3競技についてリポートする。

桜花ホースショー2021 ジャンピング馬術大会(日本馬術連盟公認2*競技会)開催案内/2021年4月30日(金)~5月2日(日)

中障害飛越競技M-D

-優勝-
門岡幹宏&ドナ・パール号
(北熊本乗馬クラブ)

8人馬が出場した中障害飛越競技M-D(標準障害飛越競技 238.2.2/110cm以下)では、4人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ進出。ジャンプ・オフでは、3番目の門岡幹宏&ドナ・パール号(北熊本乗馬クラブ)が28.46秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0で走行を終えていた吉田篤史&カルヴァドス号(福岡馬事公苑)のタイムを上回り、首位に立つ。

最終4番目の日高凱斗&セシルK号(上村乗馬苑)のクリアラウンドをきめたが、タイムは28.71秒とわずかに届かず。以上の結果、門岡幹宏&ドナ・パール号(北熊本乗馬クラブ)が見事に中障害飛越競技M-Dを制した。

続いて、2日目の中障害飛越競技M-Dを制した日高凱斗&セシルK号(上村乗馬苑)が減点0、28.71秒で2位、初日の中障害飛越競技M-Dを制した吉田篤史&カルヴァドス号(福岡馬事公苑)が減点0、30.01秒で3位、第1走行減点4の上村 汀&アンデベルム号(上村乗馬苑)が4位、同じく第1走行減点4の秋武美咲&ジンドラードYY号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)がタイム差で5位となった。

中障害飛越競技M-C

-優勝-
吉田篤史&ユニコン号
(佐賀県馬術連盟)

8人馬が出場した中障害飛越競技M-C(標準障害飛越競技 238.2.2/120cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフへ。1人馬が出場を辞退したため、4人馬での争いとなったジャンプ・オフでは、トップバッターの有田茉以&ベン号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が第1走行に続いてクリアラウンド。43.86秒をマークする。

2番目、全日本ジュニア障害馬術大会2020でチルドレンライダー障害飛越選手権を勝った門岡祐樹&エルフ号(北熊本乗馬クラブ)は減点4で走行を終え、有田には及ばない。しかし、3番目の吉田篤史&ユニコン号(佐賀県馬術連盟)が39.62秒でクリアラウンド。一番時計を4秒以上更新して首位に躍り出ると、最終4番目の仁田原知毅&キャリーズセブン号(北総乗馬クラブ)は減点4でフィニッシュ。

以上の結果、吉田篤史&ユニコン号(佐賀県馬術連盟)が見事に中障害飛越競技M-Cを制覇。続いて減点0、43.86秒の有田茉以&ベン号(カナディアンキャンプ乗馬クラブ)が2位、減点4の仁田原知毅&キャリーズセブン号(北総乗馬クラブ)が3位、同じく減点4の門岡祐樹&エルフ号(北熊本乗馬クラブ)がタイム差で4位、ジャンプ・オフの出場を辞退した仁田原知毅&オークン号(佐賀県馬術連盟)が5位に入った。

なお、初日の中障害飛越競技M-Cを制した仁田原知毅&ランバラル号(KONRAD HORSEFARM)は第1走行減点4でジャンプ・オフ進出を逃し、7位。2日目の中障害飛越競技M-Cを制した東郷正也&ココディヴァンダ号(上村乗馬苑)はこの競技への出場を見送っている。

※写真はイメージです