2023フジホースショー・サマーグランプリ(日本馬術連盟公認3*競技会)競技結果/2023年7月6日(木)~7月9日(日)

日本馬術連盟公認競技会

[2023フジホースショー・サマーグランプリ/日本馬術連盟公認3*競技会]

2023年7月6日(木)~7月9日(日)の4日間にわたり、2023フジホースショー・サマーグランプリ(開催地:御殿場市馬術・スポーツセンター/静岡県御殿場市)が開催され、大会最終日に中障害A・中障害B・中障害C・中障害D各クラスのファイナル(決勝競技)が行われた。各競技の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

フジ中障害飛越競技Dファイナル

-優勝-
香取亜海&
レスポワールデロワ号
(モビーディック)

37人馬が出場したフジ中障害飛越競技Dファイナル(標準障害飛越競技238.2.1/110cm以下)では、15人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の52.20秒をマークした香取亜海&レスポワールデロワ号(モビーディック)が見事に優勝を飾り、賞金5万円を獲得した。

続いて、福島大輔&チヴァリアSH号(STAR HORSES)が減点0、52.21秒で2位、鯨岡啓輔&遠宝18号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、53.33秒で3位、福島 章&パヴァロッティーズガール号(STAR HORSES)が減点0、53.68秒で4位、増山大治郎&カイルアブルー号(筑波スカイラインスティーブル)が減点0、54.59秒で5位に入った。

なお、大会2日目のフジ中障害飛越競技Dを勝った滝澤和希&オレンジペコ号(乗馬クラブクレイン千葉富津)は棄権、3日目のFUJIYAMA杯(中障害D)を勝った鯨岡啓輔&マディーライアン号(ペガサス乗馬クラブ)は減点4、69.79秒でフィニッシュし、22位という結果に終わっている。

レスポワールデロワ号(モビーディック)は北海道産の日本乗系種(6歳セン馬)。2021年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2022壬生ジャンピングホースショーⅦ(1スター)で中障害D優勝、2022壬生ジャンピングホースショーⅦ(1スター)で中障害CⅡおよび中障害DⅢ優勝、甲信馬術大会2023(1スター)で中障害D優勝などの成績を残している。

フジサマーグランプリ

-優勝-
川口大輔&サムライブルー号
(ライディングクラブフジファーム)

10人馬が出場したフジサマーグランプリ(標準障害飛越競技 238.2.2/140cm以下)では、第1走行で4人馬がクリアラウンドし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立。1人馬が棄権したため、3人馬で争われたジャンプ・オフでは、すべての人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の37.48秒をマークした川口大輔&サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)が見事に優勝を飾り、賞金20万円を獲得した。

続いて、福島大輔&メクィドールPS号(STAR HORSES)が減点0、38.08秒で2位、大会2日目のフジ中障害飛越競技Aを勝った鯨岡啓輔&シーラヴェンデル号(ペガサス乗馬クラブ)が減点0、40.92秒で3位、ジャンプ・オフを棄権した今橋裕晃&クゥイント号(日本大学馬術部)が4位、第1走行を減点2でフィニッシュした福島 章&メッサリーナPS号(STAR HORSES)が5位に入った。

サムライブルー号(ライディングクラブフジファーム)はオーストラリア産のウォームブラッド種(16歳セン馬)。2014年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、2017フジホースショー・オータムグランプリ(4スター)でFEIワールドカップ・富士大会優勝、大阪グランプリ2019 ファイナル大会(4スター)でFEIワールドカップ・大阪大会優勝、ジャパン・オープン2019年度 第6戦(4スター)でFEIワールドカップ・掛川大会優勝、全日本障害馬術大会2019 Part I で全日本障害飛越選手権3位など、数多くの好成績を上げている。

※写真はイメージです(御殿場市馬術・スポーツセンターでの競技風景)