広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)がダービー競技決勝を制する/全日本障害馬術大会2019 PartⅡ

全日本障害馬術大会

[全日本障害馬術大会2019 PartⅡ]

9月15日、全日本障害馬術大会2019 PartⅡ(開催地:つま恋乗馬倶楽部/静岡県掛川市)最終日に行われたダービー競技決勝(110cm以下)にて、広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)が優勝。2位には堀田 駿&ウィラーノ号(ホースフレンズパーク)、3位には細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)が入った。

第1走行

出場8人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番の堀田 駿&ウィラーノ号(ホースフレンズパーク)。続いて、5番の細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、クリアラウンドしたのは、8番の広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)のみとなり、ジャンプ・オフは3人馬で争われることになった。

なお、昨年の同競技を制した佐藤 泰&黒姫号(長野県馬術連盟)は1落下の減点4で走行を終え、惜しくもジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、トップバッターの堀田 駿&ウィラーノ号(ホースフレンズパーク)が3つ目の障害でバーを落とし、減点4、タイム38.58秒で走行を終える。

続く2番目の細野 光&アップトゥーユー号(八王子乗馬倶楽部)も、同じ障害で落下があり、こちらも減点4でフィニッシュしたものの、タイムは41.51秒で堀田には届かない。

しかし、最終3番目の広田思乃&オラシオン・デ・オーロ号(那須トレーニングファーム)が38.00秒の好タイムでクリアラウンド。唯一の減点0で見事にダービー競技決勝を制しし、飼育奨励金30万円を獲得した。