リチャード・フォーゲル(ドイツ)がロレックスグランプリを制覇/CHIジュネーヴ2023

ロレックス・グランドスラム

[CHIジュネーヴ2023/CSI5*Geneva]

現地時間10日、CHIジュネーヴ2023(開催地:スイス/ジュネーヴ)大会最終日に行われたロレックスグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/160cm)にて、リチャード・フォーゲル(ドイツ)&ユナイテッド・タッチS号が優勝。2位にマーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディ・アマロ号、3位にクリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー47号が入った。

第1走行

出場40人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は15番、世界ランク12位のリチャード・フォーゲル(ドイツ)&ユナイテッド・タッチS号。続いて18番、同ランク4位で2012ロンドン五輪個人金メダリスト、FEIヨーロッパ選手権2023個人金メダリスト、FEIワールドカップ・ファイナル2015・2016・2019チャンピオンのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&ヴェナード・デ・セリシー号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、世界ランク6位のジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー47号、ウィルム・バーミアー(ベルギー)&IQヴァン・ヘット・ステエンチェ号、マーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディ・アマロ号、ジェシカ・スプリングスティーン(アメリカ)&ドン・ファン・ヴァン・デ・ドンホーブ号の5人馬がクリアラウンド。トータル7人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク1位でFEI世界馬術選手権大会2022個人・団体二冠のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)は減点8、同ランク2位で2020東京五輪個人金メダリストのベン・マーは減点5、3位のケント・ファリントン(アメリカ)、5位でFEIワールドカップ・ファイナル2022チャンピオン、FEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)は減点4、8位のシモン・ドレストア(フランス)は減点5、9位のマックス・クーナー(オーストリア)は途中棄権、10位のシェーン・スウィートナム(アイルランド)は減点4で敗退している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、トップタイムの37.14秒をマークしたリチャード・フォーゲル(ドイツ)&ユナイテッド・タッチS号が見事にロレックスグランプリを制し、優勝賞金370,000スイスフラン(約6,197万円)を獲得。新たなグランドスラムコンテンダーとして名乗りを上げた。

続いて、マーク・マコーリー(アイルランド)&GRSレディ・アマロ号が減点0、39.77秒で2位、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー47号が減点0、41.74秒で3位、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&ヴェナード・デ・セリシー号が減点4、38.65秒で4位、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号が減点4、39.05秒で5位に入った。

ユナイテッド・タッチS号はドイツ産のウェストファーレン種(11歳牡馬)。2022年よりリチャード・フォーゲル(ドイツ)とコンビを組み、シュツットガルト・ジャーマンマスターズ2022(CSI5*-W Stuttgart)でFEIワールドカップ・シュツットガルト大会優勝、CSIOスプルースメドウズ・マスターズ2023(CSIO5* RGS Spruce Meadows)でカナカップ(155cmクラス)優勝などの成績を上げている。

PHOTO:© Rolex/Ashley Neuhof

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。