イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)など25人馬が決勝ラウンド進出/FEIヨーロッパ選手権2023

世界選手権・大陸選手権

[FEIヨーロッパ選手権2023/European Championship Jumping Milano]

現地時間31日および1日、FEIヨーロッパ選手権2023(開催地:イタリア/ミラノ)に行われた個人戦2次予選 兼 団体戦決勝(標準障害飛越競技/160cm)にて、イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が個人首位をキープ。続いて、スティーヴ・ゲルダ(スイス)&ダイナミクス・デ・ベルヘム号が個人2位、マイケル・ダフィー(アイルランド)&シンカ3号が個人3位に浮上した。

個人戦2次予選
ラウンド1

85人馬が出場した個人戦2次予選はラウンド1では、1次予選で首位に立っていたイェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)をきめて、総減点0.00をキープ。個人首位でラウンド2に駒を進めた。

続いて、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号が総減点0.31の個人2位、2020ロンドン五輪個人金メダリスト、FEIワールドカップ・ファイナル2015・2016・2019チャンピオンのスティーヴ・ゲルダ(スイス)&ダイナミクス・デ・ベルヘム号が総減点0.43の個人3位、世界ランク2位のジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号が総減点0.61の個人4位、世界ランク1位でFEI世界馬術選手権大会2022個人・団体二冠、FEIワールドカップ・ファイナル2023チャンピオンのヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&イリアナ号が総減点0.70の個人5位でラウンド2へ。

以下、世界ランク4位でFEIワールドカップ・ファイナル2022チャンピオンのマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、同ランク7位のシェーン・スウィートナム(アイルランド)&ジェームズ・カン・クルス号、9位で2020東京五輪個人金メダリストのベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号、FEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリスト、FEIヨーロッパ選手権2009個人金メダリストのケビン・スタウト(フランス)&ディアロウ・ブルーPS号、FEIワールドカップ・ファイナル2003・2009・2010チャンピオンのマーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号など上位47人馬がラウンド2に進出。

世界ランク3位のハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウリカス V/D カッテベネン号、同ランク6位のシモン・ドレストア(フランス)&デクスター・フォンテニスZ号という有力2人馬がここで姿を消している。

個人戦2次予選
ラウンド2

2人馬が棄権したため、45人馬が出場した個人戦2次予選ラウンド2では、イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号がダブルクリアラウンド。総減点0.00の個人首位で決勝ラウンド進出をきめた。

同じくダブルクリアラウンドをきめたスティーヴ・ゲルダ(スイス)&ダイナミクス・デ・ベルヘム号が総減点0.43の2位、マイケル・ダフィー(アイルランド)&シンカ03号が総減点2.18の3位に浮上。また、ラウンド1をクリアラウンド、ラウンド2を減点1でフィニッシュしたオリヴィエ・ペロー(フランス)&ドライ・ディギー号が総減点2.79の4位、ラウンド1・2ともにクリアラウンドしたベン・マー(イギリス)&ファルテックHB号が総減点3.13の5位で決勝ラウンドへ。

以下、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&イリアナ号、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&ドバイ・デュ・セードル号、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、シェーン・スウィートナム(アイルランド)&ジェームズ・カン・クルス号、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号など上位25人馬が決勝ラウンドに駒を進めている。

PHOTO:©FEI