ガイア・ガリクセン(ノルウェー)がFEIワールドカップ・ヨーテボリ大会を制する/ヨーテボリ・ホースショー2020

FEIワールドカップ

[ヨーテボリ・ホースショー2020/CSI5*-W Gothenburg]

現地時間23日、ヨーテボリ・ホースショー2020(開催地:スウェーデン/ヨーテボリ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 西ヨーロッパリーグ 第14戦・ヨーテボリ大会(標準障害飛越競技/140-160cm)にて、ガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号が優勝。2位にはブライアン・バルシガー(スイス)&トゥウェンティトゥ・デ・ビッシュ号、3位にはケビン・スタウト(フランス)&フォー・ジョイ・ファント・ゾーグフリートHDC号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場32人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、9番のガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号。その後、クリアラウンドしたのは30番のブライアン・バルシガー(スイス)&トゥウェンティトゥ・デ・ビッシュ号のみとなり、ジャンプ・オフは2人馬による一騎打ちで争われることになった。

なお、世界ランク3位のダニエル・ドイサー(ドイツ)、同ランク5位で2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)、ケビン・スタウト(フランス)、ハリー・スモルダーズ(オランダ)は減点4でのフィニッシュとなり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、最初にスタートを切ったガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号が45.75秒の好タイムでクリアラウンド。対するブライアン・バルシガー(スイス)&トゥウェンティトゥ・デ・ビッシュ号も減点0で続いたが、タイムは46.75秒とわずかに届かず。

以上の結果、ガイア・ガリクセン(ノルウェー)&VDLグループ・クアトロ号がFEIジャンピング・ワールドカップ2019-2020 ヨーテボリ大会を制し、優勝賞金500,000スウェーデンクローナ(約600万円)を獲得した。今大会をもって、西ヨーロッパリーグは全日程を終了。トータル95ポイントのスティーヴ・ゲルダ(スイス)が見事にリーグチャンピオンに輝いた。

PHOTO:©FEI