リーゼンベック・インターナショナルがGCLスーパーカップを制覇/グローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2023

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[グローバル・チャンピオンズ・プレーオフ2023/CSI5*GCT Prague]

現地時間19日、グローバル・チャンピオンズ・プレーオフ2023(開催地:チェコ/プラハ)にてGCLスーパーカップ決勝ラウンドが行われた。GCLスーパーカップには、レギュラーシーズンの上位12チームが出場。16日にで12チームで争う準々決勝ラウンド、17日に9チームで争う準決勝ラウンドが行われ、6チームが19日の決勝ラウンドに駒を進めた。

迎えた決勝ラウンドでは、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&ジンデイ号、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー47号、エオイン・マクマホン(アイルランド)&ミラ号の3人馬が出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点8、走行タイム合計210.36秒で見事に優勝。レギュラーシーズン優勝に続く、GCL2023完全優勝の偉業を成し遂げ、賞金250万ユーロ(約4億800万円)を獲得した。

マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号、ジル・トーマス(ベルギー)&ルナ・ファン・ヘット・デンネホフ号、ジョン・ウィテカー(イギリス)&ユニック・デュ・フランポート号の3人馬が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドも総減点8でフィニッシュしたが、走行タイム合計は213.94秒でわずかに届かず。惜しくも2位に敗れた。

続いて、ベン・マー(イギリス)&ファルティックHB号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウリカス V/D カッテベネン号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ボンド・ジェームスボンド・デ・ハイ号の3人馬が出場したパリ・パンサーズが総減点20、走行タイム合計211.84秒で3位に入り、表彰台の最後の一枠を確保している。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。