モナコ・エイセスが今シーズンのGCL初優勝を飾る/GCL2021 第4戦・ファルケンスワールト大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2021 第4戦・ファルケンスワールト大会/CSI5* GCL Valkenswaard ]

現地時間4日および5日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2021 第4戦・ファルケンスワールト大会(開催地:オランダ/ファルケンスワールト)が行われ、ジョス・バルーイ(ベルギー)とローラ・クラウト(アメリカ)が出場したモナコ・エイセスが優勝。2位にファルケンスワールト・ユナイテッド、3位にドーハ・ファルコンズが入った。

GCL2021 第4戦・ファルケンスワールト大会は、4日に第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/150-155cm)、5日に第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/155cm)を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定された。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、5チームが総減点0でフィニッシュ。ダーラ・ケニー(アイルランド)&スカーレット・デュ・サートZ号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&ドリン号が出場したパリ・パンサーズがタイム合計150.78秒で首位に立ち、ジョス・バルーイ(ベルギー)&ヤコビアン・ドワース・ハーゲン号、ローラ・クラウト(アメリカ)&コンフ号が出場したモナコ・エイセスが151.81秒で僅差の2位に。

続いて、レオポルド・ヴァン・アステン(オランダ)&VDLグループ・エレガント・ヒーローZ号、マーク・ハウトザハー(オランダ)&ステルホフス・ダンテ号が出場したプラハ・ライオンズが155.54秒で3位、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&アイデンティティ・ヴィスターロエル号号、アルベルト・ゾルツィ(イタリア)&シンシー号が出場したファルケンスワールト・ユナイテッドが157.55秒で4位、バッセム・モハメド(カタール)&グンダー号、フィリップ・ヒューストン(ドイツ)&サンドロス・エス・ベラ号が出場したドーハ・ファルコンズが160.43秒で5位につけた。

総減点4でフィニッシュした5チームも、タイム合計差でニューヨーク・エンパイアが6位、ロンドン・ナイツが7位、スカンジナビアン・バイキングスが8位、サントロペ・パイレーツが9位、カンヌ・スターズが10位に。そして、総減点8のマイアミ・セルティックスが11位、同じく総減点8のマドリード・インモーションがタイム合計差で12位。以下、総減点9のハンブルグ・ジャイアンツが13位、総減点12のシャンハイ・スワンズが14位、総減点13のベルリン・イーグルスが15位、2大会連続で第1ラウンド失権となったカスカイス・チャームスは、この時点で最下位が確定した。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでは、3チームが総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点。以下同)0で並ぶ接戦となったが、ジョス・バルーイ(ベルギー)&ヴァルーネ号が70.69秒、ローラ・クラウト(アメリカ)&コンフ号が69.06秒でクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したモナコ・エイセスが、タイム合計139.75秒で見事に優勝。今シーズンのGCL初勝利を飾り、賞金20,597ユーロ(約274万円)を獲得した。

GCL2連勝を狙ったファルケンスワールト・ユナイテッドも、エドウィナ・トップス・アレクサンダー(オーストラリア)&アイデンティティ・ヴィスターロエル号号、アルベルト・ゾルツィ(イタリア)&シンシー号がともにクリアラウンドをきめたが、タイム合計141.12秒でわずかに届かず。惜しくも2位に敗れた。そして、バッセム・モハメド(カタール)&グンダー号、フィリップ・ヒューストン(ドイツ)&サンドロス・エス・ベラ号がクリアラウンドしたドーハ・ファルコンズが、タイム合計147.84秒で3位に入り、今シーズン初の表彰台入りをはたした。

続いて、総減点4の4チームは、タイム合計差でロンドン・ナイツが4位、プラハ・ライオンズが5位、スカンジナビアン・バイキングスが6位、カンヌ・スターズが7位に。第1ラウンドを首位で折り返したパリ・パンサーズは総減点8で8位に後退。総減点12のマイアミ・セルティックスが9位、サントロペ・パイレーツが10位、GCL2021年間ランキング首位に立っていたシャンハイ・スワンズが総減点16で11位、同じく総減点16のマドリード・インモーションが12位、総減点20のニューヨーク・エンパイアが13位、総減点21のベルリン・イーグルスが14位、ハンブルグ・ジャイアンツが15位という結果に終わった。

PHOTO:GCL