ベルギーがインテーザ・サンパオロ・ネーションズカップを制覇。日本代表チームも出場/ピアッツァ・ディ・シエナ2021

海外障害馬術競技会

[ピアッツァ・ディ・シエナ2021/CSIO5*Rome]

現地時間28日、ピアッツァ・ディ・シエナ2021(開催地:イタリア/シエナ)2日目に行われたインテーザ・サンパオロ・ネーションズカップ(国別団体戦/標準障害飛越競技/160cm)にて、ベルギーが優勝。2位にはドイツ、3位にはブラジルが入った。

この競技には、アメリカ、アイルランド、イタリア、エジプト、スウェーデン、チェコ、ドイツ、フランス、ブラジル、ベルギー、メキシコ、日本の12チーム(1チーム4人馬トータル48人馬)が出場し、すべての人馬が2回ずつ走行。第1走行・第2走行ともに、走行を終えた4人馬のうち、減点の少ない3人馬の減点合計をチームの総減点とし、第1・第2走行トータル総減点の最も少ないチームが1位となる。最少総減点のチームが複数あった場合は、各チームから1人馬が出場するジャンプ・オフ(優勝決定戦)が行われる。

第1走行

第1走行では、デビッド・ウィル(ドイツ)&Cヴィアー2号、パトリック・シュトゥルメイヤー(ドイツ)&バリホカ・ドゥ・テンプル号、ケンドラ・クラリシア・ブリンクコップ(ドイツ)&カステル・メモ号の3人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)したドイツが総減点0。

さらに、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&H&Mエクストラ号、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号の3人馬がクリアラウンドしたベルギーも総減点0で全走行を終え、この2チームが首位タイで第2走行へ。

続いて、アメリカ、スウェーデン、チェコ、フランス、ブラジル、メキシコの6チームが総減点8でフィニッシュし、ここまでの8チームが第2走行へ進出。日本代表チームの4人馬は、福島大輔(STAR HORSES)&チャニヨンJRA号、が減点4、佐藤英賢(ポールショッケメーレ厩舎)&チャカーノJRA号、杉谷泰造(杉谷乗馬クラブ)&ヒロイン・デ・ミューズ号が減点8、斎藤功貴(北総乗馬クラブ)&チレンスキーJRA号が減点15で走行を終え、総減点20で第1走行での敗退が決定。12チーム中、10位タイという結果に終わっている。

第2走行

第2走行では、パトリック・シュトゥルメイヤー(ドイツ)&バリホカ・ドゥ・テンプル号、ケンドラ・クラリシア・ブリンクコップ(ドイツ)&カステル・メモ号が減点0、デビッド・ウィル(ドイツ)&Cヴィアー2号が減点4でフィニッシュしたドイツが総減点(第1・第2走行トータルの総減点。以下同)4に。

対するベルギーも、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、イヴ・ヴァンダーハッセルト(ベルギー)&ジュネス号が減点0、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号が減点4でフィニッシュ。ドイツとベルギーが総減点4で並び、2チームによるジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

また、この時点で3位以下の順位も確定。ユーリ・マンスール(ブラジル)&QHアルフォンス・サン・アントニオ号など3人馬がクリアラウンドしたブラジル、ペネロペ・ルプレボ(フランス)&GEFエクスカリバー・デ・ラ・ツアー・ヴィダル号など3人馬がクリアラウンドしたフランスが総減点8をキープし、3位タイに。以下、総減点9のアメリカが5位、総減点12のスウェーデンが6位、総減点25のチェコが7位、総減点36のメキシコが8位となった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフには、ドイツからケンドラ・クラリシア・ブリンクコップ(ドイツ)&カステル・メモ号、ベルギーからグレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号が出場。

そして、最初にスタートを切ったケンドラ・クラリシア・ブリンクコップ(ドイツ)&カステル・メモ号がこの競技3回目のクリアラウンド。36.63秒の好タイムをマークする。しかし、対するグレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号がそのタイムを0.62秒上回る36.01秒でクリアラウンドをきめて、勝負あり。

以上の結果、ベルギーが見事にインテーザ・サンパオロ・ネーションズカップを制し、優勝賞金74,000ユーロ(約991万円)を獲得した。

※写真はグレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&ネヴァドスS号

PHOTO:CONI / Simone Ferraro