[FEIヨーロッパ選手権2021／FEI European Championships]
現地時間3日、FEIヨーロッパ選手権2021（開催地：ドイツ／リーゼンベック）3日目に行われた団体戦決勝第2ラウンド 兼 個人戦3次予選（標準障害飛越競技／160cm）にて、大会連覇を狙うマーティン・フックス（スイス）＆レオーネ・ジェイ号以下、上位25人馬が個人戦決勝へ進出した。
個人戦3次予選
65人馬が出場した個人戦3次予選では、世界ランク2位でFEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス（スイス）＆レオーネ・ジェイ号がクリアラウンド（減点0で走行を終えること）。総減点（1次・2次・3次予選のトータル減点。以下同）1.31をキープし、予選首位通過をきめた。
続いて、同じく減点0で走行を終えたアンドレ・ティエメ（ドイツ）＆DSPチャカリア号が総減点2.84で2位、ピーター・デボス（ベルギー）＆ジェイドVDビショップ号が総減点2.84で3位、イオリ・マイティリノウ（ギリシャ）＆レヴィス・デ・ミューズ号が総減点3.64で4位、ペダー・フレデリクソン（スウェーデン）＆キャッチ・ミー・ノットS号が総減点4.46で5位へとそれぞれ浮上。
以下、世界ランク4位で2012ロンドン五輪個人金メダリストのスティーヴ・ゲルダ（スイス）＆アルブフレンズ・マッドドッグス号、同ランク14位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナルを3度制しているマーカス・アーニング（ドイツ）＆スターゴールド号、LGCT2016チャンピオンのロルフ・ヨーラン・ベントソン（スウェーデン）＆エルミンドW号など上位25人馬が5日の個人戦決勝へと駒を進めた。
なお、世界ランク8位のケビン・スタウト（フランス）、同ランク15位のマックス・クーナー（オーストリア）、LGCT2015チャンピオンのルシアナ・ディニス（ポルトガル）、LGCT2017チャンピオンのハリー・スモルダーズ（オランダ）は上位25位までに入れず、予選敗退が決まっている。
PHOTO：©FEI