ビージー・マッデン(アメリカ)がFEIワールドカップ・北米東部リーグ2連勝/レキシントン・ナショナルホースショー2018

FEIワールドカップ

[レキシントン・ナショナルホースショー2018/CSI4*-W Lexington]

現地時間3日、レキシントン・ナショナルホースショー2018(開催地:アメリカ/ケンタッキー州レキシントン)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2018-2019 北米東部リーグ 第4戦・レキシントン大会(標準障害飛越競技/160cm)にて、ビージー・マッデン(アメリカ)&チック・ヒンDハイレンコート号が優勝。2位にはモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&キャッチ・バロウ号、3位にはローラ・クラウト(アメリカ)&コンフ号が入った。

[ハイライト動画]

第1走行

出場34人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、3番のルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号。続いて19番のケント・ファリントン(アメリカ)&クリーダンス号が減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフが成立する。

その後、世界ランク9位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ジャンピング・ファイナル2018を制したビージー・マッデン(アメリカ)&チック・ヒンDハイレンコート号、第1戦・ノースセーラム大会を制したモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&キャッチ・バロウ号、ローラ・クラウト(アメリカ)&コンフ号、アマンダ・ダービーシャー(イギリス)&ルイバンタBH号の4人馬がクリアラウンド。トータル6人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク4位のマクレーン・ウォード(アメリカ)は減点4、日本のカレン・ポーリー(木下グループ)は減点13で走行を終え、ジャンプ・オフ進出を逃した。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3番目のローラ・クラウト(アメリカ)&コンフ号が38.10秒でクリアラウンド。先に減点4で走行を終えていたケント・ファリントン(アメリカ)&クリーダンス号、ルーシー・デイビス(アメリカ)&カラーチョ号をかわして、首位に立つ。

しかし、続く4番目のビージー・マッデン(アメリカ)&チック・ヒンDハイレンコート号が36.57秒でクリアラウンド。クラウトをかわして首位に躍り出ると、5番目のアマンダ・ダービーシャー(イギリス)&ルイバンタBH号は減点8、最終6番目のモリー・アッシュ・カウリー(アメリカ)&キャッチ・バロウ号は減点0でフィニッシュしたが、タイムは36.77秒とマッデンには届かず。

以上の結果、ビージー・マッデン(アメリカ)&チック・ヒンDハイレンコート号が第3戦・ワシントン大会に続くワールドカップ連勝を飾り、優勝賞金82,500ユーロ(約万円)を獲得。北米東部リーグランキング首位に浮上した。

PHOTO:©FEI