FEIワールドカップ・プエブラ大会はマヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)が優勝/ロンジンFEIジャンピング・ワールドカップ・プエブラ2022

FEIワールドカップ

[ロンジンFEIジャンピング・ワールドカップ・プエブラ2022/CSI4*-W Puebla ]

現地時間26日、ロンジンFEIジャンピング・ワールドカップ・プエブラ2022(開催地:メキシコ/プエブラ)の期間中に行われたFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 北米リーグ 第7戦・プエブラ大会(標準障害飛越競/155cm)にて、マヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号が優勝。2位にホセ・アルベルト・マルティネス・バスケス(メキシコ)&クインリー号、3位にミゲル・エンジェル・トーレス・ヘルナンデス(メキシコ)&チャセンドラ号が入った。

第1走行

出場16人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、2番のミゲル・エンジェル・トーレス・ヘルナンデス(メキシコ)&チャセンドラ号。続いて、13番のホセ・アルベルト・マルティネス・バスケス(メキシコ)&クインリー号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、クリアラウンドしたのは、16番のマヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号のみとなり、ジャンプ・オフはトータル3人馬で争われることとなった。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3人馬すべてがクリアラウンド。そのうち、一番時計の39.94秒をマークしたマヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)&ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号見事にFEIジャンピング・ワールドカップ2021-2022 プエブラ大会を制し、優勝賞金517,500 メキシコ・ペソ(約293万円)を獲得した。

続いて、ホセ・アルベルト・マルティネス・バスケス(メキシコ)&クインリー号が減点0、40.94秒で2位、ミゲル・エンジェル・トーレス・ヘルナンデス(メキシコ)&チャセンドラ号が減点0、44.17秒で3位、第1走行で減点1だったウィルダー・フランシスコ・ロドリゲス・シルバ(メキシコ)&チョギLS号が4位、減点4だったニコラス・ピサロ(メキシコ)&ピア・コントラ号が5位に入った。

ホーテンシア・ファン・デ・リーウェルク号はベルギー産のベルジャンウォームブラッド種(15歳牝馬)。2015年よりマヌエル・ゴンザレス・デュフラン(メキシコ)をコンビを組み、2016年にメキシコのCSI2*でグランプリ優勝、2018年と2019年にメキシコのCSI3*でグランプリ優勝、2021年にメキシコのCSI4*でグランプリ優勝という成績を残している。

PHOTO:©FEI

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。