FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021の開催中止が決定

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[FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021/CSI-W Final]

現地時間11日、馬ヘルペスウイルスⅠ型(EHV-1)感染拡大の影響により、国際馬術連盟(本部:スイス/ジュネーヴ) がFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021の開催中止を発表した。

3月初旬にスペインで発生した馬ヘルペスウイルスⅠ型(EHV-1)の感染が拡大している現状をふまえ、国際馬術連盟は4月11日(日)までの期間、ヨーロッパ主要各国での国際大会開催中止を強く要請。それに伴い、3月31日(水)〜4月4日(日)にスウェーデンのヨーテボリで開催予定だったFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021についても中止の決定に至った。昨年、アメリカのラスベガスで開催予定だったFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2020も、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止になっているため、2年連続での中止となる。

FEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021には、昨シーズンの日本リーグで首位となった髙田 潤(Silvano Stables)が出場権を獲得しており、クラブ公式Facebook 上でも意気込みを語っていたが、残念ながら出場は叶わず。昨年に続き、夢舞台には手が届かなかった。

PHOTO:Longines Media center

髙田 潤(Silvano Stables)がFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2021の出場権を獲得

国際馬術連盟と米国馬術連盟がFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2020の中止を発表