GCLラコルーニャ大会はパリ・パンサーズが優勝/GCL2023 第10戦・ラコルーニャ大会 

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第10戦・ラコルーニャ大会/CSI5* GCL La Coruña]

現地時間14日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第10戦・ラコルーニャ大会(開催地:スペイン/ラコルーニャ)が行われ、ベン・マー(イギリス)&ジンジャー・ブルー号、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号などが出場したパリ・パンサーズが総減点0、走行タイム合計134.18秒(第2ラウンドのタイム。以下同)で見事に優勝。今シーズンのGCL2勝目を上げて、賞金32,188ユーロ(約500万円)を獲得した。

続いて、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号、リチャード・ハウリー(アイルランド)&マンシーニLTD号などが出場したスカンジナビアン・バイキングスが総減点4、走行タイム合計133.91秒で2位、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号、パトリック・シュトゥルメイヤー(ドイツ)&ドラコ・デ・モーグル号などが出場したリーゼンベック・インターナショナルが総減点4、走行タイム合計137.96秒秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第10戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、リーゼンベック・インターナショナルが234ポイントで首位を堅持。以下、パリ・パンサーズが204ポイントで2位、マドリード・インモーションが188ポイントで3位、サントロペ・パイレーツが166ポイントで4位、プラハ・ライオンズが154ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズが110ポイントで13位となっている。

PHOTO:©GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。