三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技1日目 競技結果/2022年3月12日(土)

国民体育大会

[三重とこわか馬術大会(国体代替大会)]

3月12日、三重とこわか馬術大会(開催地:鈴鹿ホースパーク/三重県鈴鹿市)の障害馬術競技にて、成年女子標準障害飛越競技、少年標準障害飛越競技、少年スピード&ハンディネス(S&H)競技、成年男子ダービー競技の4種目が実施された。各種目の優勝人馬および競技結果は以下の通り。

三重とこわか馬術競技大会(国体代替大会)障害馬術競技2日目 競技結果/2022年3月13日(日)

※上写真は少年標準障害飛越競技を制した岡本果林&ジゴロ号(兵庫県)

成年女子標準障害飛越競技

-優勝-
広田思乃&キャンベラZ号

(栃木県)

14人馬が出場した成年女子標準障害飛越競技(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、7人馬がジャンプ・オフ(優勝決定戦)へ。ジャンプ・オフでは、4人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。そのうち、一番時計の38.90秒をマークした広田思乃&キャンベラZ号(栃木県)が見事に優勝を飾り、賞金10万円を獲得した。

続いて、佐藤 泰&兀地号(長野県)が減点0、39.50秒で2位、山口真奈&ジュリアス・ファータ号(東京都)が減点0、43.44秒で3位、谷口しおり&クアドリフォリオ号(滋賀県)が減点0、44.65秒で4位、川口正美&サムライブルー号(静岡県)が減点4、41.84秒で5位に入った。

キャンベラZ号は那須トレーニングファーム所属、ベルギー産のザンガーシャイド種(14歳牝馬)。2016年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、全日本ジュニア障害馬術大会2021 ジュニアライダー障害飛越競技(標準)優勝、ジュニアライダー障害飛越選手権29位、全日本障害馬術大会2021 PartⅠ 中障害飛越競技B(S&H)優勝、中障害飛越競技B決勝26位という成績を残している。

少年標準障害飛越競技

-優勝-
岡本果林&ジゴロ号
(兵庫県)

13人馬で争われた少年標準障害飛越競技(標準障害飛越競技238.2.2/120cm以下)では、5人馬がジャンプ・オフへ進出。迎えたジャンプ・オフでは、3番目にスタートを切った岡本果林&ジゴロ号(兵庫県)が32.53秒で唯一のクリアラウンド。昨年のジュニア王者が見事に優勝を飾り、新たな勲章を手にした。

続いて、渡辺 明&ケルフィル号(奈良県)が減点4、35.68秒で2位、杉山海波&ミラナ号(静岡県)が減点4、36.98秒で3位、ミヤトヴィッチ美愛&クロノスⅠ号(長野県)が減点4、40.67秒で4位、まさかの落馬失権となった広田大和&ブレイヴスターズofヤス号(栃木県)は5位に終わっている。

ジゴロ号はドリームファーム所属、オランダ産のKWPN種(11歳セン馬)。2018年より日本馬術連盟公認競技会に参戦し、岡本果林とのコンビで全日本障害馬術大会2020 PartⅡ 中障害飛越競技D(標準)優勝、全日本ジュニア障害馬術大会2021 ジュニアライダー障害飛越選手権優勝。また、近畿馬術大会2021(3スター)では、中障害Cクラスの3競技完全制覇を達成している。