ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)が個人金メダルを獲得! 個人・団体二冠の偉業達成/FEI世界馬術選手権大会2022

世界選手権・大陸選手権

[FEI世界馬術選手権大会2022/FEI World Championships2022]

現地時間14日、FEI世界馬術選手権大会2022(開催地:デンマーク/ヘアニング)障害馬術競技の個人戦決勝(二回走行競技/165cm)が行われ、ヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号が個人金メダル、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号が個人銀メダル、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が個人銅メダルを獲得した。

個人戦決勝
ラウンドA

ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、マルロン・モドロ・ザノテッリ(ブラジル)&ライク・ア・ダイアモンド・ファン・ヘット・シェーク号、ジュリアン・エパイヤール(フランス)&カラコル・デ・ラ・ローク号など9人馬棄権したため、21人馬で争われた個人戦決勝ラウンドAでは、予選上位10人馬のうち、7人馬がクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。

予選首位通過のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号が総減点0.58、2位通過のイェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が総減点2.71、3位通過のジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号が総減点3.35をキープし、ラウンドBへ。

さらに、5位通過のマックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号が総減点4.49、8位通過のベン・マー(イギリス)&ファルティックHB号が総減点5.72、9位通過のマイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が総減点5.96、10位通過のシモン・ドレストア(フランス)&カイマン・ジョリー・ジャンパー号が総減点6.93をキープし、こちらもラウンドB進出をきめた。

以下、総減点8.36のマーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号、総減点8.95のティファニー・フォスター(カナダ)&フィゴー号、総減点8.97の二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号、総減点9.08のヤナ・ワージャース(ドイツ)&リムブリッジ号、総減点10.40のマーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号までの12人馬がラウンドBへ駒を進めた。

個人戦決勝
ラウンドB

ラウンドAを通過した12人馬で争われたラウンドBでは、ここまで首位を守っていたヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号がダブルクリアラウンド(ラウンドA・Bともに減点0で走行を終えること)。総減点0.58をキープして個人金メダルを獲得し、世界チャンピオン戴冠をはたした。フォン・エッカーマンはスウェーデン代表チームのメンバーとして今大会の団体戦でも金メダルを獲得しており、個人・団体二冠の偉業達成となった。

続いて、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号もダブルクリアラウンドをきめて、ゲリーが総減点3.35で個人銀メダル、ファン・デル・フルーテンが総減点5.96で団体銅メダルを獲得。ラウンドBの走行で減点4でフィニッシュしたベン・マー(イギリス)&ファルティックHB号は総減点9.72で4位となり、わずかに表彰台には届かず。マーカス・アーニング(ドイツ)&スターゴールド号はダブルクリアラウンドしたが、2次予選までの成績が足を引っ張り、総減点10.40の5位となった。

以下、マックス・クーナー(オーストリア)&エレクトリック・ブルーP号がが総減点10.49で6位、シモン・ドレストア(フランス)&カイマン・ジョリー・ジャンパー号が総減点10.93で7位、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号が総減点12.97で8位、ヤナ・ワージャース(ドイツ)&リムブリッジ号が総減点15.08で9位、イェンス・フレデリクソン(スウェーデン)&マルカン・コスモポリト号が総減点15.71で10位、マーティン・フックス(スイス)&レオーネ・ジェイ号が総減点16.36で11位、ティファニー・フォスター(カナダ)&フィゴー号が総減点17.95で12位に終わっている。

PHOTO:©FEI