ロンドン・ナイツがGCLスーパーカップを制する/グローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2021

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[グローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2021/CSI5*GCL Prague]

現地時間21日、グローバル・チャンピオンズ・プラハ・プレーオフ2021(開催地:チェコ/プラハ)最終日に行われたGCLスーパーカップ・ファイナルにて、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)、エミリー・モフィット(イギリス)が出場したロンドン・ナイツが優勝。2位にパリ・パンサーズ、3位にベルリン・イーグルスが入った。

GCLスーパーカップ、19日に準々決勝、20日に準決勝を行い、それを勝ち抜いた6チームが21日の決勝へ進出。決勝は各チーム3人馬が出場し、第1ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/165cm)、第2ラウンド(標準障害飛越競技238.2.1/165cm)を走行。計6回の走行における総減点と走行タイム合計により順位が決定される。

第1ラウンド

第1ラウンドでは、二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号、エミリー・モフィット(イギリス)&ウニング・グッド号が減点1、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&ル・ブルー・ダイヤモンド・ヴィト・ルイターショフ 号が減点5でフィニッシュしたロンドン・ナイツが、総減点7で首位発進。

続いて、グレゴリー・ワトヘルト(ベルギー)&MJTネヴァドスS号が減点1、ダーラ・ケニー(アイルランド)&VDLカルテッロ号が減点4、ハリー・スモルダーズ(オランダ)&モナコ号が減点5でフィニッシュしたパリ・パンサーズが総減点10で2位に。ルドガー・ベールバウム(ドイツ)&ミラ号が減点1、フィリップ・ワイスハウプト(ドイツ)&コビー8号が減点4、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー号が減点9でフィニッシュしたベルリン・イーグルスが総減点14で3位につけた。

以下、マドリード・インモーションが総減点19で4位、GCL2021チャンピオンのファルケンスワールト・ユナイテッドが総減点21で5位、シャンハイ・スワンズが総減点31で最下位スタートとなった。

第2ラウンド

迎えた第2ラウンドでも、ロンドン・ナイツが見事なパフォーマンスを披露する。二コラ・フィリッパーツ(ベルギー)&カタンガV/Hディンゲスホフ号、エミリー・モフィット(イギリス)&ウニング・グッド号1、オリヴィエ・フィリッパーツ(ベルギー)&ル・ブルー・ダイヤモンド・ヴィト・ルイターショフ 号の3人馬がすべてクリアラウンドし、総減点(第1・第2ラウンドのトータル減点)7をキープ。見事にGCLスーパーカップを制し、優勝賞金120万ユーロ(約1億5,455万円)を獲得した。

第1ラウンド2位からの逆転を狙ったパリ・パンサーズは、ダーラ・ケニー(アイルランド)&VDLカルテッロ号がクリアラウンドするも、他の2人馬が減点4でフィニッシュ。総減点18で2位となった。また、第1ラウンドを3位で折り返したベルリン・イーグルスも、クリスチャン・ククック(ドイツ)&チェッカー号がクリアラウンドしたが、他の2人馬が減点4フィニッシュ。総減点22で3位に入り、表彰台最後の一枠を確保した。

以下、総減点23のマドリード・インモーションが4位、総減点37のファルケンスワールト・ユナイテッドが5位、総減点39のシャンハイ・スワンズが総減点39で最下位に終わっている。

PHOTO:GCL