マドリード・インモーションがGCLマイアミビーチ大会を制す/GCL2023 第2戦・マイアミビーチ大会

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[グローバル・チャンピオンズリーグ2023 第2戦・マイアミビーチ大会/CSI5* GCL Miami Beach]

現地時間14日、グローバル・チャンピオンズリーグ(以下、GCL)2023 第2戦・マイアミビーチ大会(開催地:アメリカ/フロリダ州マイアミビーチ)が行われ、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、エドゥアルド・アルバレス・アズナール(スペイン)&ベントレー・デ・サリー号が出場したマドリード・インモーションが総減点8、走行タイム合計143.89秒で見事に優勝。賞金32,188ユーロ(約473万円)を獲得した。

続いて、ピーター・デボス(ベルギー)&マムズ・トゥピエ・デ・ラ・ローク号、アンナ・ケルネロヴァ(チェコ)&キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンOLD号が出場したプラハ・ライオンズが総減点8、走行タイム合計145.56秒で2位、ベス・アンダーヒル(カナダ)&ニッカVDビショップ号、ニーナ・マルベイ(フランス)&カルティエSR号が出場したローマ・グラディエーターズが総減点8、走行タイム合計147.75秒で3位に入った。

GCLは全16チームで争われるチーム対抗戦シリーズであり、今シーズンは全15大会の総合成績で年間チャンピオンの座を争う。各大会では、第1ラウンドと第2ラウンドの2競技を実施(今大会は天候悪化の影響により第1ラウンドが中止)。いずれのラウンドも各チームから2人馬が出場し、計4回の走行における総減点と第2ラウンドの走行タイム合計により順位が決定される。

なお、第2戦終了時点のGCL2023年間ランキングでは、マドリード・インモーションが46ポイントで首位、サントロペ・パイレーツが44ポイントで2位、プラハ・ライオンズが42ポイントで3位、リーゼンベック・インターナショナルが40ポイントで4位、ファルケンスワールト・ユナイテッドが33ポイントで5位、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)が所属するメキシコ・アミーゴズは29ポイントで8位につけている。

PHOTO:GCL

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。