ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)がロレックスグランプリを制覇/クノック・ヒピック2022 ウィーク3 

海外障害馬術競技会

[クノック・ヒピック2022 ウィーク3/CSIO5* Knokke]

現地時間10日、クノック・ヒピック2022 ウィーク3(開催地:ベルギー/クノック ヘイスト)の最終日に行われたロレックスグランプリ(標準障害飛越競技238.2.2/160cm)にて、ペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号が優勝。2位にベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号、3位にマイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が入った。

第1走行

出場50人馬のうち、最初のクリアラウンド(減点0で走行を終えること)は、1番にベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号。続いて12番、世界ランク2位のヘンリク・フォン・エッカーマン(スウェーデン)&キング・エドワード号減点0でフィニッシュし、ジャンプ・オフ(優勝決定戦)が成立する。

その後、世界ランク3位で2020東京五輪・2016リオデジャネイロ五輪個人銀メダリストのペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号、同ランク15位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2011チャンピオンのクリスチャン・アールマン(ドイツ)&マンダト・ヴァン・デ・ニールハイド号、2020東京五輪個人銅メダリストのマイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号、ケンドラ・クラリシア・ブリンコップ(ドイツ)&ドゥ・イット・イージー号の5人馬がクリアラウンド。トータル7人馬がジャンプ・オフへ駒を進めた。

なお、世界ランク1位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2022チャンピオン、FEIヨーロッパ選手権2019個人金メダリストのマーティン・フックス(スイス)は減点4、同ランク6位でFEIジャンピング・ワールドカップ・ファイナル2014チャンピオンのダニエル・ドイサー(ドイツ)は減点8、8位でパンアメリカン競技大会個人・団体二冠のマルロン・モドロ・ザノテッリ’(ブラジル)は減点9、10位でFEIヨーロッパ選手権2009個人金メダリストのケビン・スタウト(フランス)は減点4に終わり、いずれもジャンプ・オフ進出を逃している。

ジャンプ・オフ(優勝決定戦)

迎えたジャンプ・オフでは、3人馬がクリアラウンド。そのうち、一番時計の44.09秒をマークしたペダー・フレデリクソン(スウェーデン)&H&Mオール・イン号が見事にロレックスグランプリを制し、優勝賞金65,000ユーロ(約900万円)と100,000ユーロ(約1,385万円)相当の高級車を獲得した。

続いて、ベルナルド・アウヴェス(ブラジル)&モシト・ヴァン・ヘット・ヘレホフ号が減点0、44.23秒で2位、マイケル・ファン・デル・フルーテン(オランダ)&ボーヴィルZ号が減点0、44.70秒で3位、ケンドラ・クラリシア・ブリンコップ(ドイツ)&ドゥ・イット・イージー号が減点4、43.28秒で4位、ジェローム・ゲリー(ベルギー)&ケル・オム・デ・フス号が減点4、43.84秒で5位に入った。

H&Mオール・イン号はオランダ産のベルジャンスポーツホース種(16歳牡馬)。2014年よりペダー・フレデリクソン(スウェーデン)とコンビを組み、FEIヨーロッパ選手権2017で個人金メダル、団体銀メダルを獲得。2020東京五輪でも団体金メダルを獲得した。ほかにも、CHIOロッテルダム2017(CSIO5* Rotterdam)、ファルステボホースショー2019(CSIO5* Falsterbo)、LGCT2019 ストックホルム大会(CSI5*GCT Stockholm)でグランプリを制している。

PHOTO:©Knokke Hippique

CSI/CSIO
CSIとは国際障害馬術競技会のことであり、Concours de Saut Internationalというフランス語の略語(Sautが障害馬術の意)。CSIは競技レベルの高い方から順に、5*(ファイブスター)、4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(ツースター)、1*(ワンスター)という5段階のクラスが設けられている。CSI-Wの「W」はFEIワールドカップが併催されるという意味。CSIOは「Concours de Saut International Officiel」というフランス語の略語で、国別団体戦を含む国際障害馬術競技会のこと。