川合正育(杉谷乗馬クラブ)が初の5スター競技優勝! スター号でマクラーレン・モナコ賞を制す/LGCT2021 第3戦・サントロペ大会

LGCT/GCL

[LGCT2021&GCL2021 第3戦・サントロペ大会/CSI5*GCT St.Tropez]

現地時間28日、LGCT(ロンジン・グローバル・チャンピオンズツアー)2021 第3戦・サントロペ大会(開催地:フランス/サントロペ)2日目に行われたマクラーレン・モナコ賞(標準障害飛越競技238.2.1/145cm)にて、日本の川合正育(杉谷乗馬クラブ)&スター号が優勝。2位にマイケル・G・ダフィー(アイルランド)&マイウェイB.&V.号、3位にジョニー・パルス(オランダ)&ククタ号が入った。

27人馬が出場した競技中盤、17番のマイケル・G・ダフィー(アイルランド)&マイウェイB.&V.号が63.15秒の好タイムでクリアラウンド(減点0で走行を終えること)。先に減点0でフィニッシュしていたマイケル・ダフィー(アイルランド)&RMFチャーリー号、アグスティン・コヴァルビアス(チリ)&ラーブレイカー号のタイムを上回り、首位に立つ。

しかし、続く18番、日本ナショナルチームメンバーの川合正育(杉谷乗馬クラブ)&スター号が61.26秒でクリアラウンド。一番時計を2秒近く更新して首位に躍り出ると、後続の人馬も21番のジョニー・パルス(オランダ)&ククタ号、24番のバート・ブレス(オランダ)&コミ-ラウドW号、26番のハリー・スモルダーズ(オランダ)&ウーノ・デ・ロテン号の3人馬がクリアラウンドしたが、いずれも川合のタイムには届かず。

以上の結果、川合正育(杉谷乗馬クラブ)&スター号が見事にマクラーレン・モナコ賞を制し、優勝賞金6,350ユーロ(約85万円)を獲得した。川合はこれが5スター競技初優勝。2020東京五輪の代表選考に向けて、大きなインパクトを残した。

PHOTO:© LGCT / Stefano Grasso